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2016年11月11日

松の指標

松く虫被害、最後にきたのが笠利って。。。
龍郷の西郷松が発症元とかって噂できいたけど(゜-゜)

離島(大島以外)に飛んでって、最後に笠利・・・?
面白いですよね~
こないだ行ったカケロマでは、もう新しく細い松が成長してました(笑)


笠利病院に入院している婆ちゃんの部屋からの風景

いい形してますね~ 
好きなんですよ こんな風な三角形の山

上部分と下部分、松が枯れてるゾーンと、広葉樹で青々としているゾーンがあるでしょ?

松枯れゾーン:自然(深山や深海) 
集落:私たちの暮らしのエリア
広葉樹ゾーン:境界域

この「境界域」に、ケンムンが住んでるんですって(p_-) 中山清美先生談

笠利なんて、戦後、ほとんどの山を材木商のために、伐採してるんです
「カサンはげ山」って言われるほどに
で、伐採した後にすぐに芽が出て成長が早いのが松の木
なので、いまかなりの松被害が目立ちます

この写真を見ると、先人たちの畏敬の念が、伝わってきますね~
ケンムンの住むエリアは、木を伐採していない。  というわけです

この山の中腹には、弁財天が祀られていたそうですよ
写真の左側には菅原神社、右側には秋葉神社、さらに海側まで尾根をたどると厳島神社(現在弁財天像が在る)

赤木名も面白いんだけど、10年前に文化財課が町内グスク調査した所が、広葉樹ゾーンなんですよね~ ニンマリしてしまいます





  


Posted by あまゆみ  at 08:46Comments(0)